♪里やま工房様 見学会♪

2008年11月6日(木)、兵庫県豊岡市の有限会社里やま工房様を訪問しました。岡本銘木店東条支店の方々も一緒に行かせていただきました。
11月8〜9日に完成見学会を開催されるということで、そちらのお家にもご案内いただきました。

里やま工房様は、“サスティナブル”を念頭に置き、人の営みと自然が調和した家づくり、環境への負荷を抑えながら何代も住み続けられる家づくりをされています。 その想いは、サーモウールを扱う私たちも同じです。里やま工房様は、もう何年も前からサーモウールを使ってくださっています。
会社の建物は、見た瞬間にこだわりを感じる佇まいでした。玄関扉はとても大きく格子状で、取っ手は1m以上もあるような木(後で聞くと、流木を拾ってきた そうです)を斜めにデザインされていました。酒蔵を改築されたもので、昔ながらの梁と新しい材がうまく共存していて、懐かしいようでどこかファッショナブル なような・・・そんな空間でした(下の写真。岡本銘木店の玉井支店長と村中主任)。数々の魅力がある建物なのですが、今回は見学会のお家をご紹介いたします。

酒蔵の梁

『つづく、家。』
里やま工房様は、住まい手とその人たちが育んだ歴史や文化をとても大切にされています。 社長の池口さんはこう言います。

「お客さんが図面を見て、わからないからそれでいいですよと言われても、必ず持って帰ってもらうんです。玄関から家に入って、最初にあるのはリビングなんだな、 とか、階段を上がるのはここからなんだな、とか、それくらいはわかるでしょ。そう言って、1週間、じっくり見てみてもらうんです。そうしたら、何かしら出てく るんです。そうして、お客さんと共同作業で家づくりをするんです。そうしないと、どんなにこちらがこだわって丁寧に家をつくっても、お客さんは満足しないんです。」

玄関


≪古民家再生≫完成見学会


写真に写っている積み上げられた石は、採石場から持ってこられたもの。道路から一番近い角は、この壁が大きくそびえ、とても重厚感があります。 玄関を入って奥に見えるのは下駄箱ではなく、コートをかけるためのクローゼット。雪の多いこの地域には欠かせないそうです。

銘木1 銘木2

《左の写真》玄関を入ってすぐに現れるのは、一度見たら忘れられないような木。階段につけられていて手摺りの役目も果たせます。 その下の空間演出もお洒落です。
《右の写真》リビングで目を引く銘木。以前は破格の値がついていたものでも、今はびっくりするくらい安くなっているとか。

ユニークなあかり
ブロックの壁
↑この写真の右手の壁、実はブロックなんです。職人さんの技が光っています。

←吹きぬけのリビングには、こんな形のあかりが屋根から下がっているんです。

オリジナルキッチン
トイレの手洗い台
↑トイレの手洗い台。スタイリッシュな和のテイスト。ポンと押すと、あとは自動で水が止まります。

←キッチンは同じものはふたつとない、オリジナルです。こんなキッチンは見たことがないです。木の温かみが感じられます。


階段
梁
↑年月を経て黒くすすけた立派な梁。自然に曲がった木材を実にうまく組んであります。

←節がある階段。味があります。


住まわれる人のことを真剣に想い、なされる家づくり。本当に気持ちを込めて家づくりをされていることに感動しました。

里やま工房様は、12月13日〜14日にも豊岡市で見学会を開催されるそうです。お近くの方はぜひ訪問されてはいかがでしょうか。

これからも想いのたっぷり込められた家づくりを陰ながら応援させていただきます。